30代40代50代女性の共働きと専業主婦の割合の推移。ワーキングマザーが増える理由とは。


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2015年秋に始まったNHKの連続テレビ小説「あさが来た」は、平均視聴率20%を超える記録的なヒットとなりました。仕事が大好きでバリバリ仕事をこなす主人公の姿に惹かれ、就労意欲を掻き立てられた方も多いでしょう。しかし、他方では専業主婦になりたい、という女性の意見も根強い様子。本記事では、ここ30年の専業主婦世帯と共働き世帯の数の変化、さらにはその変化の理由を探っていきたいと思います。 

専業主婦は減っている

まずは専業主婦世帯と共働き世帯の数の変遷を見ていきましょう。

052sesngyou-tomobataraki-suii01上のグラフは、ここ35年の専業主婦世帯と共働き世帯の数の変遷をあらわしたもの。

80年には専業主婦世帯が共働き世帯の倍近くもありましたが、その差は徐々に縮まっていき、90年代に入るとほぼ同数に。90年代の終わりごろには共働き世帯が逆転し、その後は共働き世帯が増える一方、専業主婦世帯は減少の一途をたどっています。

1980年の調査では共働き世帯が614万世帯・専業主婦世帯が1114世帯だったのに対し、2014年の調査では、共働き世帯が1077万世帯・専業主婦世帯は720万世帯。35年の間に、専業主婦世帯と共働き世帯の数は完全に逆転し、専業主婦世帯は共働き世帯より少なくなっています。 

 

夫婦の役割分担についての考え方の変化

また、女性の社会進出に対する考え方にも変化がみられます。

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「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」というのは、日本の伝統的な考え方かと思います。1992年には60%近くの支持を得ていたこの考え方ですが、2014年には反対派が過半数を占める結果に。

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世代別に見てみると、50代以下は反対派が過半数越え。若い世代にとっては、夫は仕事・妻は家庭という考え方は古いものに映っているようです。

 

専業主婦志望の女性の理想と現実

夫婦の役割に対する考え方の変化は、専業主婦世帯・共働き世帯の数の変化と合致しているように思います。考え方の変化が、共働き世帯の増加につながったのでしょうか。

しかし、逆に考えることもできます。つまり、共働きでないと家計を維持できないという現実を受け入れざるを得なかったことにより、夫婦の役割についての伝統的な考え方を変えざるを得なくなった、という可能性もあるのです。

平成25年の厚生労働白書では、仕事に関する女性の人生設計の理想と、現実を踏まえた予定についても掲載されています。

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これによると、専業主婦になることを理想とする女性の割合は1997年から2010年にかけて20%前後で安定しています。しかし、現実を踏まえたうえで実際に専業主婦になりそうだ、と考えている人の割合は調査を重ねるたびに減少。2010年の調査では、実際に専業主婦になるだろうと考える人の割合は、専業主婦を志望する割合の半分以下の9.1%にまで減少しています。専業主婦になりたいけれども実際にはなれそうにない、と考えている人の割合は、年々増えているようです。

 

男性が妻に求める役割

また、男性側の意見はさらに顕著です。

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このグラフによると、男性が妻に期待する役割は、専業主婦と子育ての仕事の両立がここ20年ほどで完全に逆転。男性は奥さんに対して、子育てだけではなく一緒に家計を支えることまで求めるようになってきているようです(そのかわりに男性も子育てに参加するようになった、というのもあるのかもしれませんが)。

家で専業主婦をしているよりも外で働きたい。そう考える女性が増えた結果として、専業主婦世帯が減少し共働き世帯が増加したのであれば、それは望ましい変化でしょう。

しかし、専業主婦になりたいけれども実際にはなれないと考えている女性が増えていること、妻に育児と仕事の両立を期待する男性が増えていることからすると、共働き世帯の増加には、夫の稼ぎだけでは家計が苦しい、という経済的な事情も相当程度関係しているのではないかと思います。

 

共働き世帯率と一人当たりの年収の関係

現に、共働き世帯の割合が高い県は、労働者1人あたりの収入が少ない傾向があるようです。

都道府県名 共働き世帯率 労働者1人あたりの年収
福井県 1位 29位
島根県 2位 35位
富山県 3位 25位
鳥取県 4位 44位
新潟県 5位 34位
兵庫県 43位 8位
東京都 44位 1位
神奈川県 45位 2位
大阪府 46位 4位
奈良県 47位 15位

※共働き率は平成22年国勢調査、年収は平成27年賃金構造基本統計調査のデータ

参照記事:共働き率(他サイト様)年収(当サイト別記事)

 

これを見ても、やはり共働きの動機は経済的な事情が大きいように思います。

 

専業主婦をしながら共働き世帯並の生活をする方法

話がいろいろと飛びましたが、ここまでの話をまとめると

・専業主婦世帯が減り、共働き世帯が増えている

・専業主婦になりたいが実際にはなれないと考える女性の割合が増えている

・妻に子育てと仕事の両立を期待する男性の割合が増えている

・共働き率の高い(低い)都道府県の労働者一人当たりの年収は低い(高い)傾向がある

そして、これらを踏まえると、

・共働きをしないと経済的に苦しい家庭が増えている

・専業主婦になりたいのに経済的事情で働かなくてはならない妻が増えている

といえるのではないかと思います。

先に述べた「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という考え方に反対する人が増えてきている点も、妻の就労意欲が高まったから、というよりも、妻も働かないと経済的に苦しい家庭が増えている、という現実を受け入れざるを得なかったという理由も大きいのでしょう。

本当は専業主婦として家庭のことに専念したいのに働かなくてはいけない、これは本当に辛いことです。もちろん、共働きになれば旦那さんも家事や子育てを多かれ少なかれ負担するのでしょうが、家事の経験が少ない旦那さんがあなたと同等に家事をこなせるとは限りません。旦那さんに家事を任せても、結果的にあなたの負担やストレスが増えるだけかもしれません。

また、専業主婦が楽だとは言いませんが、会社に勤めて働くのは大変です。仕事の物理的な負担もそうですが、ノルマ等による精神的負担は想像以上に大きいものです。

さらに、友人と違い同僚や上司を選ぶことはできません。気に入らない人間とも付き合っていく必要があります。近年、うつ病の患者が増えているといいますが、その中には人間関係を原因とするものも相当程度存在するのです。

当ブログでは、専業主婦の生活と共働きの収入を両立する方法をお伝えします。まだ実践者が少ない今はチャンスです。いち早く理想的な生き方を実現しましょう。

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