派遣社員が辞めたいとすぐに思う理由は人間関係が一番。更新が一ヶ月後でも辛すぎる・・・
社会人にとって大きな悩みの一つは職場での人間関係でしょう。
これは業種・職種にかかわらず起る問題。もちろん・正社員・派遣社員といった雇用形態の違いにも関係なく生じうる問題です。
今回は、派遣社員が特に注意すべき点について検討していきます。
会社の人間関係は選べない
プライベートと仕事では人付き合いの仕方は大きく違います。
プライベートであれば趣味の合う人・性格の合う人など仲のいい人とは付き合いが続き、そうでない人とは次第に疎遠になっていく、という風に自分で交際範囲を選択することができます。
しかし会社ではそうはいきません。
会社は経済的利益を追求することを目的に従業員を集めていますから、社員同士に気の合う要素があるとは限らないのです。
むしろ組織としてのバランスをとるためにあえて違ったタイプの人間でチームを組ませる場合もあるでしょう。
仮に気に入らない上司や同僚がいても、仕事で必要ならばコミュニケーションをとる必要があります。
以前、私が転職コンサルタントの方に聞いた話によると、転職の相談に来る人の転職を希望する理由で圧倒的に多いのが人間関係についての悩み。
これは年齢・性別に関係なく、会社員共通の悩みのようです。
派遣社員のメリット
人間関係の問題は、正社員・派遣社員といった雇用形態にも関係なく生じる問題ですが、考え方によっては派遣社員の場合は正社員よりも回避しやすいといえます。
というのも、多くの正社員が雇用期間の定めがないのに対し、派遣社員には一ヶ月、三ヶ月、六ヶ月など派遣期間があり、定期的にそれを更新するか否かを決める機会があります。
派遣期間と更新の問題は、一般的には派遣社員の身分を不安定にするものものとして語られますが、こと人間関係の問題に関しては派遣社員にとってメリットがあります。
もし、人間関係が自分に合わないと感じたのであれば、更新をせずにその会社への派遣を終わらせてもらう、という選択肢もとりやすいでしょう。
期間満了による円満退社ですから、その後派遣会社との関係が悪くなって次の仕事を紹介してもらえない、ということもありません。
中には人間関係の煩わしさが軽減される、という理由であえて派遣社員を選んでいる人もいるのだとか。
派遣社員は正社員に比べて給与が少ない、雇用が安定しないなど問題点ばかりが指摘されますが、こと人間関係については正社員よりも恵まれているかもしれません。
やめる時期には注意が必要
上で述べたように、派遣期間満了の際に更新を拒絶するのであれば、トラブルになることはあまりないのではないかと思います。
しかし、派遣期間中にやめる場合はその限りではありません。
派遣社員と派遣先企業には直接の契約関係はありません。
契約関係にあるのは派遣会社と派遣先企業。派遣社員は両社の間の労働者派遣契約に基づいて派遣先で仕事をしているだけです。
派遣先企業と契約関係にあるのは派遣会社ですから、派遣期間中に派遣社員が辞めたいと希望した場合、交渉をするのは派遣会社の営業担当者と派遣先企業になります。
派遣社員側の意志が固ければ派遣期間中であってもやめることは可能でしょうが、派遣先企業は仕事に支障が出ますし、派遣会社も会社の信用が損なわれ、最悪の場合他の派遣会社に乗り換えられてしまう可能性もあります。
そうなると派遣会社におけるその派遣社員に対する印象は最悪です。
新たな派遣先を紹介してもまた契約期間中に辞めてしまうかもしれないやっかいな社員、と思われても文句は言えません。
病気等やむを得ない理由があれば別ですが、派遣期間の途中でやめてしまった派遣社員は、その派遣会社から再び仕事を紹介してもらうのが難しくなってしまいます。
中には、そうなったらほかの派遣会社に登録すればいい、という程度に考えている人もいるようですが
期間中に辞める等の問題行動を繰り返す派遣社員のブラックリストが業界内で共有されるようになったとしても不思議ではないでしょう。
その場合、どの派遣会社にも登録できなくなり、収入を得る手段がなくなってしまいます。派遣期間中に派遣先をやめるのは派遣社員にとってかなりリスキーだということを忘れてはいけません。
人間関係で悩まない方法
派遣社員が派遣先の人間関係が悪くなじめないと感じた場合、派遣期間中に辞めるとその後派遣社員側にも支障が出ますが、派遣期間満了時であれば問題なく辞めることができます。
しかし、問題なのはその期間の長さ。
三ケ月ならどうにか耐えることができるかもしれませんが、それが一年だった場合、期間満了まで耐えるのが難しいこともあるでしょう。
ストレスをため込みすぎてうつ病等になり体調を崩してしまっては元も子もありません。
派遣社員も会社員である以上、職場の人間関係の問題を完全に避けることはできないのです。
職場の人間関係から逃れる方法は1つ。会社員を辞めることです。
そもそもなぜ多くの人が好きでもない会社員を続けているのでしょう。
おそらく、ほとんどの人は自分には会社勤め以外でお金を稼ぐことはできないと思い込んでいるのではないでしょうか。
サラリーマン以外で生計を立てるには特別な才能が必要で、これといった才能のない自分は嫌でもサラリーマンを続けるしかない、と。
しかし、決してそんなことはありません。
特別な才能がなくても会社の給料に依存せずに、会社員と同等以上の所得を得ている人はたくさんいます。
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とはいえ、いきなり会社員を辞めるのはリスキーかもしれません。まずは派遣期間満了まで副業として行い、本当に稼ぐことができるかどうか、あなたの手と目で確かめてみてください。
副業を念頭におきを1日1時間の作業で月10万としていますが、本腰を入れるのであれば月20万、30万…と稼ぐことも可能です。
もう人間関係であれこれ悩むのはやめましょう。
詳しくは、メルマガ本編をご覧ください。