貯蓄貯金額は平均より中央値。20代30代40代50代60代の年齢別貯蓄貯金事情。


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私たちは学校のテストの影響か、平均という考え方に慣れています。ささいなことでも自分が平均以上なのか以下なのか、気になる人も多いでしょう。これはお金に関しても同じこと。勝ち組・負け組というのもお金に関して語られることがほとんどです。しかし、平均という概念には意外な落とし穴もあるので注意が必要です。

福岡の衆議院議員の預貯金等総額の平均は2億円?

他人がどのくらい貯金をしているのか、気にはなるけれど正面切って聞くわけにもいきませんし、実際に知ることは難しいでしょう。

しかし、世の中には自分の資産を公開しなければならない職業があります。

それが国会議員。

国会議員は預貯金額や所有する不動産の価格などを公開することが法律で義務付けられているのです。

 

2014年12月に行われた衆議院議員選挙で当選した国会議員の資産も公開されていますが、それによれば福岡県の小選挙区から当選した衆議院議員の預貯金等総額の平均はなんと約2億円

他方で、兵庫県の小選挙区から当選した衆議院議員の預貯金等総額の平均は約300万円

同じ国会議員であるにもかかわらず66倍以上の差があるという衝撃的な結果となりました。

※参照:朝日新聞デジタルより:資産公開

 

しかし、だからと言って福岡県の議員は金持ちで兵庫県の議員は貧乏、というわけではありません。

ここには平均の悪い一面が出ています。

 

下の図は福岡県、兵庫県から選出された各議員の預貯金等総額を示したもの。
020議員預貯金額比較平均03

これを見ると、福岡県では11名中7名は0円、その他の議員も300万円程度であるにもかかわらず6区の鳩山邦夫氏が約21億円という桁外れの額を保有していることがわかります。

 

他方で兵庫県はというと、預貯金等総額が0円の議員は12名中8名で福岡県とほぼ同じ。しかし、鳩山氏ほど突出した額を保有する議員はいません。

 

2億円と300万円、約67倍にもなる両県の平均額の違いは21億円の鳩山氏。このたった一人がいるかいないかの違いです。

 

11人中7人が0円であるにもかかわらず、平均の2億円を持っていなければ真ん中より下、というのは明らかにおかしいでしょう。

福岡県では金額2位の武田良太氏ですら303万円ですから、真ん中=平均と考えると11人中10人が真ん中より下、ということになってしまいます。

 

このように、平均は極端に高いまたは低い数値が紛れ込んでいるとそちらに引っ張られる傾向があるのです。

 

自分の貯蓄額・貯金額は中央値と比べるべき

そういった場合に便利なのが中央値

中央値とはデータを小さい順に並べたときの中央に位置する値のこと(データ数が偶数の場合は真ん中に近い二人の値の平均)。

 

先ほどの福岡県、兵庫県のケースで考えると、

福岡県では11人の真ん中である6番目に位置する人の額、

兵庫県では12人の中央に近い6番目と7番目に位置する人の額の平均がそれぞれの中央値になります。

020議員預貯金額比較中央値02

上の図からも明らかなように両県とも、0円が半分以上を占めていますから中央値は0円。

1円でも預貯金等があれば真ん中よりは上、ということになります。

 

いかがでしょうか。

少なくとも2億円以下なら真ん中より下、という平均=真ん中という考え方よりはかなり納得できるのではないかと思います。

そして、福岡県のケースは、少数の大金持ちと多数の貧乏人に二極化する現代日本の縮図になっていると言っても過言ではないでしょう。

 

※ここで取り上げた「預貯金等総額」は定期性の預金、貯金、金銭信託と、株券を除く有価証券(国債、地方債、社債など)の合計額のことであり、不動産はもちろん、普通預金や株式等も含まれていません。この数字の大小がそのまま議員の財産の多寡を示すわけではないことには注意してください(例えば麻生太郎氏は預貯金等総額こそ少ないですが不動産や株式保有量は多いです)。あくまで平均と中央値の違いを示すことが目的です。

 

年代別にみる貯蓄額の平均値・中央値

平均と中央値の違い理解したところで、いよいよ一般国民の年代別預貯金額のデータを見ていきましょう。

 

金融広報中央委員会が行った「家計の金融行動に関する世論調査」(2014年)によると、各世代の貯蓄は020年代別貯蓄額平均値中央値

参照:All Aboutより:みんないくら貯めている?平均貯蓄額は?

となっています。

 

どの世代を見ても平均値と中央値に大きな隔たりがありますね。

しかし、少数の大金持ちと多数の貧乏人という2極化が進んでいることを考えれば、自分の貯蓄額と比べるべきは平均値ではなく中央値です。

 

自分の貯蓄額と比べてみていかがでしょうか。

平均値には届かなくとも、中央値には届いた、という方もかなり多いのではないかと思います。

 

しかし、だからと言って安心してよいわけではありません。

これは単にあなたが年代別貯蓄額ランキングで真ん中より上にいる、というだけであり

必ずしも必要十分な貯蓄額を有していることを意味するわけではないのです。

 

また、注目すべきは図の一番左の貯蓄のない世帯の割合。

20代は40%以上、年代が上がるにつれて徐々に低下してはいるものの、定年を迎える60代になっても30%近くの世帯は貯蓄がないのです。

中央値も貯蓄なしの世帯がかなり引き下げていることは明らかですから、中央値=十分な貯蓄額、と考えるのは難しいでしょう。

 

さらに付け加えれば、仮に平均値以上の貯蓄があったとしても、長期にわたる貯蓄にはギャンブルの要素もあるので、必ずしも一生涯安泰とは言い切れません。

 

貯蓄・貯金を増やすもっともシンプルな方法

では貯蓄・貯金を増やすにはどうすればいいでしょうか。

各所での節約など消費を抑える方法もありますが、家賃や食費など絶対に必要な出費もありますから、どんなに頑張っても、月に2~3万円程度でしょう。節約には限界があります。

 

節約よりも有効なのは収入を増やすことです。

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