サラリーマンの貯蓄の平均値と中央値と最頻値。貯蓄構成の内訳も.


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自身の老後や子供の進学等に備えて毎月コツコツと貯蓄をしている人は多いのではないかと思います。

しかし、他人がどのくらいの貯蓄をしているのか、自分の貯蓄額はほかの人に比べて多いのか少ないのかを知る機会はほとんどないでしょう。同じ給料をもらっている同期は実はあなた以上に貯め込んでいるのかもしれません。

この記事では、既婚サラリーマンの貯蓄額の平均値・中央値・最頻値、そして現金や株式など貯蓄の内訳も紹介します。

※独身者についてはこちらの記事をご覧ください。

→貯蓄額の平均値中央値(独身編)。男女比較と既婚者との比較で貯蓄の秘訣がわかる!

 

貯蓄額の平均は1805万円?

総務省統計局が公表している平成27年家計調査の速報結果によれば、2人以上の世帯の貯蓄の平均値は1805万円となっています。

 

あなたはこれを見てどう感じたでしょうか?

ほとんどの人が「高すぎる!」と感じたのではないでしょうか?

 

おそらく、その直感は正しいのではないかと思います。

といっても、別に国がデータを捏造しているわけではありません(多分)。

ここには、平均の悪い面が出てしまっているのです。

 

「 “平均”を知りたい」の意味

生活している中で「平均を知りたい」と思うことは多々ありますが、この時の意図はどこにあるでしょうか。

おそらく、

・ランキングの真ん中の順位の数値を知りたい 

・多数派の数値を知りたい 

のどちらかなのではないかと思います。

 

このような場合、小学校で習う平均(算術平均)が機能することは多くありません。

なぜなら、平均で“真ん中”や“多数派”を知ることができるのは

・データが正規分布(左右対称な山型)を示す場合

・極端な数値がない場合

に限られるからです。

 

そして、

・ランキングの真ん中の順位の数値=中央値 

・多数派の数値=最頻値 

といいます。

 

平均の落とし穴

1.正規分布でないと中央値や最頻値と一致しない

正規分布とは、中央の数値のデータ数が多く、両端に行くほどデータ数が少なくなるようなデータの分布のことといいます。

グラフにすると下のように左右対称な山形になるデータ分布ですね。

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※画像はweblioの正規分布の項目より転載

例えば、9人の貯蓄金額について

100万円:1人

200万円:2人

300万円:3人

400万円:2人

500万円:1人

というデータがあったとしましょう。

真ん中の300万円の人数が最も多くそこから離れるにつれて人数が少なくなっていますから、これも正規分布です。

この場合、平均値である300万円は真ん中(9人中5位)の人の貯蓄額と一致しますし、多数派の金額とも一致します。

 

しかし、データが正規分布を示さない場合、例えば

100万円:3人

200万円:2人

300万円:2人

400万円:1人

500万円:1人

と右下がりだった場合、平均は約244万円ですが、中央値は200万円、最頻値は100万円とズレが出てしまいます。

 

そして、こちらが平成27年の家計調査から引用した2人以上の世帯の貯蓄現存高のグラフ。

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※画像をクリックすると拡大表示されます。

 

※独身世帯についてはこちらの記事。

→貯蓄額の平均値中央値(独身編)。男女比較と既婚者との比較で貯蓄の秘訣がわかる!

 

このグラフも右下がり。正規分布ではありませんから、平均値から真ん中や多数派を知ることはできません。

 

二人以上の世帯の貯蓄現存高は 

平均値:1805万円 

中央値:1054万円(貯蓄ゼロの世帯も含めた場合は997万円) 

最頻値:100万円未満(11.1%) 

となっています。

2/3の世帯が平均値を下回っていますから、平均=真ん中・多数派でないのは明らかですね。

 

最頻値は一見すると4000万円以上(12.1%)のようですが、

1000万円未満は100万円刻みなのに対し、1000万円台は200万円刻み、2000万円台は500万円刻み、3000万円台は1つのグループにまとめられ、4000万円以上は1億も10億もすべて「4000万円以上」に分類されていますから、

これが最頻値とは言えません。

1000万円以上もすべて100万円刻みで見ていけば、おそらく

最頻値:100万円未満(11.1%)

になるのではないかと思います。

 

2.極端な数値に引っ張られる

また、貯蓄額が

100万円 :3人

200万円 :2人

300万円 :2人

400万円 :1人

5000万円:1人

のように極端な数値が紛れている場合も、平均値と中央値は一致しなくなります。

この場合、平均値は約744万円ですが、中央値は200万円。

平均値を求めても本来知りたかった真ん中の数値(中央値)を知ることはできません。

 

貯蓄額についても、2/3の世帯が1800万円までに固まっている一方、4000万円以上という桁違いの金額が12.1%存在しています。

要するに日本は少数の金持ちと多数の庶民で構成されている、ということです。

 

そして、この少数の金持ち、すなわち貯蓄額が極端に多い人の典型は会社の社長等の役員や一部の個人事業主、そして定年して退職金をもらった高齢者でしょう。

一般の従業員(サラリーマン)の貯蓄事情を知りたいのであれば、極端な数値をたたき出す社長等は除外したデータを見るべきです。

 

サラリーマンの貯蓄現在高の平均値・中央値・最頻値

そこで、今度は会社社長や役員等を除いた「二人以上の勤労世帯」(≒既婚サラリーマン世帯)の貯蓄現存高を見てみましょう。

こちらも平成27年家計調査の速報結果からの引用です。

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※画像をクリックすると拡大表示されます。

これによれば

既婚サラリーマン世帯の貯蓄現存高は 

平均値:1309万円 

中央値:761万円(貯蓄ゼロの世帯も含めた場合は711万円) 

最頻値:100万円未満(13.2%) 

と社長等を含めた場合よりもかなり額が下がります。

 

また、このグラフも右肩下がりで正規分布ではありませんから、見るべきなのは平均値ではなく中央値761万円の方でしょう。

貯蓄が100万円未満の世帯が13.2%で最頻値となっていることも無視できません。

 

サラリーマンの貯蓄の内訳

ここまでの話をまとめると

サラリーマンの貯蓄額の“真ん中”は761万円 

ということです。

 

これを見て、自分の銀行やゆうちょの口座にそんなにお金は入っていない!と思った方もいるかもしれませんが、この761万円は貯金ではなく「貯蓄」である点に注意が必要です。

つまり、761万円には預貯金だけではなく、生命保険や株式等の有価証券も全部含まれているということです。

 

その内訳の平均値は

合計 通貨性預貯金 定期性預貯金 生命保険等 有価証券 金融機関外
金額 1309万円 324万円 470万円 310万円 146万円 59万円
構成比 100% 24.8% 35.9% 23.7% 11.2% 4.5%

※通貨性預貯金とは普通預金のようにいつでもお金を出し入れできる預貯金のことです。

 

また、貯蓄の構成比は貯蓄が少ない人ほど現金(通貨性預貯金)の割合が増える傾向があるようです。

上の構成比は平均値についてのものですが、平均値よりも低い中央値付近の人たちの資産構成は、表の構成比よりも通貨性預貯金の比率が高く、定期性預貯金・有価証券の比率が低くなっているのではないかと思います。

 

まとめ

いろいろ数字が出てきて少し複雑になってしまったので、ここでいったん話をまとめます。

 

既婚サラリーマン世帯の貯蓄現存高は 

・平均値:1309万円 

・中央値:761万円(貯蓄ゼロの世帯も含めた場合は711万円) 

・最頻値:100万円未満(13.2%) 

 

・貯蓄額の平均値は“真ん中”や“多数派”を表していない。 

・貯蓄額ランキングの真ん中の順位の人の貯蓄額を知りたいなら中央値を見るべき。 

・貯蓄額の多数派を知りたいなら最頻値を見るべき。 

独身世帯については、こちらの記事にまとめました。

→貯蓄額の平均値中央値(独身編)。男女比較と既婚者との比較で貯蓄の秘訣がわかる!

 

貯蓄を増やす方法

当ブログでは、サラリーマンに対して会社の給料の他に収入源を作ること、つまりマルチインカムを提案しています。

 

現在の給料に加えて、毎月10万円の収入が入るようになったら何ができるでしょうか?

 

そのうち5万円を貯蓄に回したとすると、現在の貯蓄計画に加えて1年で60万円、5年で300万円がプラスされることになります。

車やマイホーム購入のための貯蓄はもちろん、将来の子供の教育費や老後のための貯蓄も余裕をもってすることができるでしょう。

 

また、残りの5万円で趣味への出費を増やしたり外食や旅行の頻度を増やすこともできますし、

株式や外貨等の金融商品に投資する、スキルアップのために自己投資をする、といった使い方もできます。

もちろん、貯蓄に回す額を増やして将来への備えをより隙のないものにすることも可能です。

 

給料のほかに新たな収入源を作れば、生活の選択肢は一気に広がります。

今を楽しみながら将来に備えることもできるのです。

 

加えて、収入源が複数あれば、仮に会社が倒産したり、リストラにあったりしても収入が途絶えることはありません。

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新たな収入源を作って、自由かつ安定した人生を実現しましょう。

 

 

インターネットビジネスの概要についてはこちらの記事を、

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