インターネットビジネスとは?考え方の本質と具体例で解説。
この記事では、インターネットビジネスとは何か?について解説します。
この記事を読めば、たとえあなたが初心者でも10年後にも変わらないインターネットビジネスの本質的な部分が理解することができます。
また、記事の内容をしっかりと理解すれば、新たなビジネスモデルを作り出すことも簡単になるはず。
初心者からベテランまで必読です!
1.インターネットビジネスとは
インターネットビジネスとは、文字通りインターネットを利用したビジネスのこと。
省略して“ネットビジネス”と呼ばれることもあります。
(ちなみにネットワークビジネスとは全くの別物です。)
例えば、ブログを開設してそこに広告を貼れば、広告収入を得ることができます。
誰もが一度は利用したことがあるアマゾンや楽天のような通販サイト、iTunesのような音楽配信サービスも広い意味ではインターネットビジネスです。
アマゾンや楽天を例に挙げると、なんだか敷居が高そうだ、と感じるかもしれません。
しかし、後ほど詳しく紹介する通り「自分のブログへの広告の掲載」も王道なインターネットビジネスの一つです。
他の広告業と違うのは、広告を掲載する場所がテレビや雑誌なのかブログなのか、という点だけ。
人の注目が集まるところに広告を出す、という広告業の本質はしっかりととらえています。
しかも、インターネットビジネスには他のビジネスにはない大きなメリットがあります。
インターネットビジネスには開業資金もまとまった時間も必要ありません。
学歴や修得に何年もかかるような専門知識・技術がなければできないものでもありません。
この記事を通して、インターネットビジネスの魅力と可能性を少しでも皆さんにお伝えすることができれば幸いです。
2.ビジネスで考えるべきこと
インターネットビジネスについての説明に入る前に、ビジネス全般の話に少しお付き合いください。
全体像を把握しやすくするために先に結論を書くと
ビジネスで考えるべきことは
・利益の三要素(接触人数・成約率・利益率)を増やすこと
・時間的コストを減らすこと
の2点だけです。
利益の3要素
インターネットビジネスに限らす、ビジネスにおける利益は
接触人数×成約率×1成約当たりの利益(利益率)
で決まります。
利益の三要素1:接触人数
これは要するに、どれだけ多くの人に商品を認識してもらえるか、という話です。
例えばテレビCM。
大企業はテレビにCMを出しますが、企業がテレビ局に支払う広告料はCMを流す時間帯によって変わります。
単純化すれば、視聴率の高いゴールデンタイムは高く、早朝や深夜といった視聴率の低い時間帯は安い、ということ。
これは、視聴率の高い時間帯のCMの方が多くの人に商品を知ってもらうことができ、結果として売り上げにつながりやすい、という考えに基づいています。
また、レストランを開くのであれば、人の来ない山奥よりも、新宿や渋谷といった繁華街の方が多くの人の目に留まるのは明らかですね。
どんなに良い商品を作っても、商品の存在を知ってもらえなければ商売にはなりません。どれだけ多くの人に接触するか、というのは売上を左右するとても大きな要素です。
利益の三要素2:成約率
これは、商品を見た人のうちどのくらいの人が実際に商品を購入してくれるのか、ということです。
先のテレビCMの例であれば、企業はゴールデンタイムに広告を出すだけではなく、広告代理店を雇って視聴者がより商品を買いたくなる魅力的なCMを作ることにもお金をかけます。
出店予定のレストランがランチで2000円以上する高級路線であれば、若者が多い渋谷よりも銀座や白金に出店した方が多くのお客さんが入るでしょう。
商品を見た人にいかにしてそれを購入してもらうのか、という創意工夫もビジネスには不可欠です。
利益の三要素3:利益率
これは、売り上げから金銭的なコストを引いたときにどれくらいの利益が残るのか、ということです。
モノを作るのにはお金がかかります。
たとえばバッグを作るのであれば、材料の革等の仕入れにかかるお金、工場や職人さんを雇うお金、テレビや雑誌に広告を出すための費用など。
これらのコストに“いくらか”上乗せした金額が販売価格になります。
ルイヴィトンやエルメスといったハイブランドのバッグはコスト以上に大きなブランド価値が上乗せされた販売価格がつけられます。
例えば、売り値が50万円、材料費等のコストが20万円の高級バッグであれば、それが1個売れるたびに30万円の利益が出ることになります。
他方で売り値が1万円でコストが7000円の普通のバッグは、1つ売れても利益はわずか3000円。
もちろん、安い方が沢山売れる、という面もありますが、同じ数が売れるのであれば1成約当たりの利益は高いに越したことはありません。
時間的コスト
また、商品の製造や販売にかかる時間も重要です。
同じ値段・同じ金銭的コストの商品が同じ数売れるのであれば、どちらも利益は同じです。
しかし、同じ額の利益が出るのに半年かかるのと1か月しかかからないのではどちらが魅力的でしょうか。
考えるまでもなく1か月しかかからない方でしょう。
所要時間が少なければ、余った時間でさらに多くの商品を製造販売することができます。
また、新商品を開発することもできますし、もう十分に稼いだからビジネスはいいや、と思えば余った時間をプライベートに当てることもできます。
1つの仕事にかける時間が少なくなれば、人生の選択肢はぐっと広がる、ということは心に留めておいてください。
まとめ1:ビジネスの本質
少し長くなりましたが、ここまでの話の要点は至ってシンプル。
ビジネスにおいて考えるべきことは
・利益の三要素(接触人数・成約率・利益率)を増やすこと
・時間的コストを減らすこと
の2点のみ。
ということです。
ここからは、ビジネスの本質をインターネットビジネスに当てはめることで、インターネットビジネスの魅力と可能性をお伝えしていきます。
3・インターネットビジネスのすごさ
インターネットビジネスとは、インターネットを利用したビジネスのことでした。
つまり、商品の製造・仕入れや販売等の過程のどこかに、パソコンやインターネットを利用するビジネスです。
インターネットビジネスの凄さは
・利益の増やしやすさ(接触人数と利益率の増やしやすさ)
・時間的コストの減らしやすさ
にあります。
パソコンやインターネットを利用することで利益を増やし、所要時間を減らすことができるのです。
※ちなみに利益の三要素の残りの1つである成約率については、インターネットを利用した方が高くなる、と一概には言えないと思います。しかし、例えば口下手な人などにとっては、直接話すよりもブログ等の文章等で伝えるほうがうまくいく、という場合もあるでしょう。また、ネットビジネスでの成約率を上げるための技術も確立されています。
接触人数の増やしやすさ
どれだけの数の人に接触し、自分や商品を知ってもらうことができるかはビジネスにおいてきわめて重要な要素の一つです。
企業はより多くの人に自社やその商品を知ってもらうために、テレビや雑誌にCMを出したり、繁華街に出店したり、大量の従業員を営業職に回したりします。
しかし、これには多額の広告費・テナント料(家賃)・人件費等がかかります。
他方で、インターネットを利用すれば、これらと同等以上の結果をはるかに安く実現することができます。
インターネット通販サイトのアマゾンの月間PV数(ページ閲覧数)は6億とも言われています。
また、個人でも歌舞伎役者の市川海老蔵さんのブログは月に1億PV以上あったこともあるようです。
さらに、私を含め一般人でも1日数万から10万PVクラスのサイトやブログを持っている人は、決して珍しくはありません。
しかし、私の場合、このアクセス数を得るために必要なお金は月々1000円程度のサーバー料金や通信料のみ。
同じ人数が集まる場所に実店舗を出そうと思ったら、毎月の家賃はこの何百倍にもなるでしょう。
アマゾンの場合は数千円では済まないでしょうが、それでも6億PVあることを考えれば微々たるものなのは間違いありません。
そもそも、乗降者数世界一の新宿駅ですら月1億人程度ですから、この数字を実店舗1つで実現するのはおそらく不可能です。
インターネットを利用すれば、極めてローコストで圧倒的な数の人に接触することができるのです。
利益率の伸ばしやすさ
利益率を高めるには、コストをどれだけ抑えられるかが一つのカギになります。
形のある物をつくり、それを販売するのにはお金がかかります。
店舗の家賃等は上で紹介しましたが、そのほかにも、製造コストや人件費・流通コスト等も必要です。
しかし、パソコンやインターネットを利用することでこれらの金銭的コストは大幅に減らすことができるのです。
CDの販売と音楽配信サービスを例に考えてみましょう。
CDを大量に作る場合、工場を作るなど大量のコストが必要になります。
しかし、楽曲をインターネットで配信するのであれば、ひとたび元になるデータを作ってしまえば、その後複製にかかるコストはほぼゼロです。
また、大量のCDを作るのであれば工場で働く人の人件費がかかります。
しかし、ネット配信ならサーバーに楽曲データをアップすればあとはユーザーが勝手にダウンロードしてくれますから、人件費はかかりません。
さらに、CDを販売する場合、工場から店にCDを運ぶ費用や、ユーザーが店に来る交通費(あるいは店からユーザーの自宅への配達料金)といった流通コストもかかります。
しかし、ネット配信なら、たとえユーザーがブラジルにいたとしても流通コストはわずかばかりの通信費のみ。
商品の製造から販売まで、パソコンやインターネットを利用する過程が増えれば増えるほど、コストは安くなり、その結果として利益率も伸びるのです。
時間的コストの減らしやすさ
ビジネスの全プロセスを1人で行おうとすると、膨大な時間がかかります(というかほぼ不可能です)。
一人で材料を集め、商品を作り、消費者の家を一軒一軒訪問して商品を売ることをイメージすればそれは納得してもらえると思います。
それを防ぐために、社長は月給いくらの従業員を雇うことで自分の仕事を減らします。
あるいは広告はこの会社、販売はこの会社、というように他の企業と契約することで自分がやるべき仕事にかける時間を確保しています。
他人を使うことで自分の時間を確保している、といってもいいかもしれません。
しかし、パソコンで扱えるデータが商品であれば、ひとたび元のデータが完成してしまえばそれをコピーするだけで大量生産ができてしまいます。
工場での生産に比べれば、かかる時間はゼロに等しいものです。
また、ブログやサイト等を作れば、それが従業員等の代わりに集客から販売まで勝手に行ってくれます。
これは少しイメージしづらいと思いますので例をあげますね。
例えば、ブログにある商品をオススメする記事を1つ書いたとします。
ひとたび記事を書いてしまえば、その記事はあなたが会社で仕事をしているときも、家族と過ごしているときも、夜眠っているときも、24時間無休で閲覧者にその商品をお勧めし続けてくれます。
つまり、ブログに記事を1つ書くのは従業員を1人、それも24時間働き続ける超人を雇うのと同じことです。
しかも、ブログ記事に対して給料を払う必要はありません。
そして、記事の数が増えることは従業員が増えるのと同じこと。
大企業と呼ばれるためには従業員数が300人を超えることが必要です。
ゼロから会社を興して300人の従業員がいる会社にまで育て上げるのには何年もかかりますが、ブログに300記事書くのであれば、1日1時間で1記事を書いていくだけでも、10か月で達成できます。
しかも、記事には人間と違って意思や感情がありませんから、どれだけ数が増えても人間関係のトラブルが起こることもありません。
つまり、インターネットビジネスでは従業員を雇う代わりにパソコンやインターネットを利用することで自分の仕事を減らし、時間を作り出すということ。
残りの時間は、さらにビジネスに費やすのも、趣味や家族との時間に充てるのもあなたの自由。
自由に使える時間が増えることで、人生の選択肢は信じられないくらい増えていきます。
まとめ2:インターネットビジネスのすごさ
だいぶ長くなってきました。
ここまでの話をまとめると
1・ビジネスにおいて考えるべきは
・利益の三要素(接触人数・成約率・利益率)を増やすこと
・時間的コストを減らすこと
の2点のみ。
2.インターネットビジネスの凄さは
・利益の増やしやすさ(接触人数と利益率の増やしやすさ)
・時間的コストの減らしやすさ
にある。
ということ。
つまり、
・インターネットビジネスは、短時間で効率的に利益を出すことができる。
ということです。
4.インターネットビジネスの例
最後に、個人でもできるインターネットビジネスの具体例をいくつかご紹介します。
これを見て、インターネットビジネスのイメージをより具体的にしていただければと思います。
インターネット広告
インターネット広告とは、簡単にいえば自分のブログやサイトに広告を張り付けて広告収入を得ること。
広告業の本質は、多くの人の注目が集まるところに興味を引く広告を載せる、という点に尽きますから、一般人でも1日何万アクセスのブログを作ることができるインターネットとの相性はとても良いといえます。
また、テレビや雑誌と違って、ブログの広告はクリックするとすぐに商品販売ページに移動できる、というのも企業にとってはメリットでしょう。
インターネット広告には、
・クリック課金型(ブログ訪問者が広告をクリックするだけで報酬が発生する広告)
・成果報酬型(クリック+商品の購入や会員登録等一定の成果が必要な広告)
などがあります。
成果報酬型のことを「アフィリエイト」と呼びますが、最近ではインターネット広告全般をアフィリエイトと呼んでいることも多いような気がします。
インターネット広告のいいところは、人を集めれることができれば、自分で商品を作ったり仕入れたりする必要がない、という点。
特に、クリック課金型の場合は成約率を上げるための技術も不要ですから、インターネットビジネス初心者にとっても比較的簡単といえます。
また、商品の仕入れ等が必要ないということは、金銭的なコストがゼロに近い、ということです。
ローリスクどころかゼロリスクといってもいいくらいですから、仮に失敗しても赤字になることがほぼない、というのも初心者にお勧めできる理由です。
ただし、あくまで他人の商品を宣伝するだけなので、1成約当たりの利益はそれほど多くないように思います。
物販
物販とは、仕入れた商品(あるいは自分で作った商品)を販売することをいいます。
物販の基本は安く仕入れて高く売る、ということ。
広い意味では町にあるお店のほとんどは物販です。
ご当地グルメのお取り寄せもインターネットを利用した物販といえます。
物販でインターネットを利用するメリットは
・テナント料(店舗の家賃)がかからない
・全国どこに住んでいる人に対しても販売することができる
といった点です。
ブックオフ等の古本屋で、スマートフォンを片手に大量の本を買い物かごに入れている人を見たことがあるかもしれませんが、これも安く買った古本をインターネットで高く売る「せどり」と呼ばれる方法です(ブックオフは本のきれいさで価格を決めているため、貴重な本が安く売っていることが結構あります)。
マニアックな商品の場合、近所では買い手がいないかもしれませんが、全国を探せば欲しがる人が見つけることも容易です。
また、近所ではさばけない大量の商品でも、ネットショップで全国に販売すればあっという間に売り切れになることも珍しくはありません。
物販は広告と違って販売価格を自分で決めることができますが、仕入れにコストがかかるため売れないと赤字になる、というリスクもあります。
情報販売
情報販売とは、文章や画像や音声など、パソコン上で製造できる商品を、インターネットで販売する方法です。
音楽配信サービスや電子書籍などもこのカテゴリーに含まれます。
情報販売のすごいところは、商品の大量生産や販売のためのコストが極めて安い、という点です。
音楽配信や電子書籍の場合、最初のデータを作るための費用はCDや紙の本と同じようにかかりますが、それを複製するのに工場を作る必要はありません。
また、商品を販売する店舗のテナント料も商品を送るための輸送費もかかりません。
必要なのはわずかばかりのサーバー料金や通信料等のみです。
また、情報はインターネット上や図書館にもあふれていますから、製造コストすらゼロにすることも可能です(もちろん、無断転載のような著作権を侵害する方法はだめです)。
また、広告と違って商品の価格を自分で決めることができる点も大きいでしょう。
情報販売は、インターネットビジネスのいいところを総取りしたようなビジネスモデルといえます。
5.まとめ:インターネットビジネスとは
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
インターネットビジネスの魅力と可能性は伝わったでしょうか。
あなたに特に覚えておいていただきたいのは
インターネットビジネスは他のビジネスに比べて圧倒的に利益率が高いこと、
そして利益率の高さの要因の一つはコストの低さであること。
つまり、
・インターネットビジネスは極めてローリスクハイリターンなビジネスである。
という点、そして、
・インターネットビジネスは他のビジネスほど時間的がかからない。
という2点です。
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